妊娠初期の生活
2017年05月26日更新 2017年04月22日公開

妊娠4ヶ月の生活で注意すべきこと

つわりがおさまり、胎盤が安定する妊娠4ヶ月の頃になると食欲も起こるようになり、胎児の栄養の補給も始まります。妊娠4ヶ月頃に、普段の生活の中で注意すべきことについて、ドクター監修の記事で解説します。

妊娠4ヶ月頃になるとつわりがおさまり、胎盤の状態も落ち着き、次第に妊婦もゆとりがもてる時期になります。この時期に、母子とも健康に過ごすために、注意すべきことについて解説します。

妊娠4ヶ月の妊婦と胎児について

つわりがおさまり、妊婦は食欲が起こり始め、下腹部に少し膨らみが見られるようになります。胎盤の状態も落ち着いて安定期になり、胎児の栄養補給が始まります。また、身体に無理な負担をかけないようにして、切迫流産などにならないように心がけましょう。

妊娠4ヶ月の妊婦と胎児の様子について、詳しくは『妊娠4ヶ月のママと赤ちゃんの様子』の記事をご覧ください。

生活で注意すべきこと

生活の中で特に注意すべきことがいくつかあります。健康な妊婦生活を送るために、これらのことをよく確認しておいてください。

食事について

妊婦の摂取する食事は、胎児にも影響します。できるだけ添加物や保存料などを避け、身体によい食材をバランスよくとり入れ、油や糖質の摂りすぎは控えましょう。暴飲暴食は妊婦の高血圧や糖尿病を引き起こしやすくなり、胎児の体重にも影響するので気をつけましょう。健康な身体作りに欠かせない緑黄色野菜は、妊婦ならば一層必要です。

また、妊娠中は積極的に摂取すべき栄養素に、葉酸、ビタミン、カルシウム、鉄分食物繊維などがあります。葉酸はモロヘイヤやほうれん草に多く含まれており、胎児の脳、神経心臓などの細胞増殖に必要なため、妊娠初期の摂取が大切です。カルシウムやその他のミネラルは身体を作るために必要な栄養素です。妊娠中は下腹部に負荷がかかり便秘になりやすいので、食物繊維がお腹の調子を整えるために働きます。食物繊維とミネラルが多く含まれる雑穀米や、海藻類がおすすめです。

妊婦に必要な栄養について、詳しくは『妊婦に必要な栄養素とは?』をご覧ください。

無理は禁物

妊娠期間中に無理をするは禁物です。健康な身体の維持が母子の健康にも大切なことなので、深夜まで仕事をするなど、不規則な生活は控えるように心がけましょう。

妊娠中のおりものについて

妊娠中はおりものの変化にも注意しましょう。菌の侵入を防ぐため、腟には酸性に傾いたサラサラのおりものが多くなりますが、茶色のおりものが続いたり、鮮血が混ざったりするような場合は注意しましょう。茶色いおりものと下腹部に痛みをともなう場合は流産の可能性があるので、医療機関を受診してください。鮮血が混ざったおりものの場合は、妊娠になんらかの異常が発生した可能性もあるため、この場合もすみやかに受診しましょう。妊娠中のおりものは、子宮や膣のなんらかのサインでもあります。妊娠中にかかりやすい病気として、ガンジダ膣炎、細菌性腟症があるとされています。

おりものの見分け方について、詳しくは『妊娠中のオリモノの色・量・臭いが示す身体のサイン』をご覧ください。

妊娠初期に発症しやすい感染症について

妊娠中は尿管が圧迫されるため、細菌感染症を発症しやすいといわれています。詳しくは、『妊娠中はかかりやすい!妊婦の腎盂腎炎について』をご覧ください。

妊娠初期は感染症の風疹に注意

妊娠初期に感染症の風疹を発症すると、胎児も感染し、生まれてくる赤ちゃんの健康へのリスクが高くなるといわれています。妊婦の風疹の抗体検査は産婦人科で実施されているので、検査を受けることをおすすめします。ただし、妊婦の風疹ワクチン接種は、生ワクチンのためにワクチンウィルスが胎児へ移行する危険性があるので禁忌です。そのため、風疹の免疫がない方は分娩後にワクチン接種を受けるようにしましょう。詳しくは、『妊婦の風疹(ふうしん)の症状と対策』をご覧ください。

その他の感染症に、おたふく風邪、水痘(すいとう)、はしかがあります。妊婦の抗体が低い場合、家族に混合ワクチンの接種をお願いしましょう。インフルエンザ不活化ワクチンは有効だとされています。

日頃の生活でその他注意すべきこと

服はお腹を締め付けない服を着用し、身体が快適になるように心がけましょう。また、妊娠中の激しい運動は避けながら、差支えのない程度に運動を続けるようにしましょう。妊娠中に風疹の免疫力が不十分と判断された場合は、人込みに出かけることを避け、外出の際はマスクを使用することや帰宅後のうがい・手洗いも徹底することが重要です。また、感染症を防ぐために、よく加熱したものを食べるように心がけましょう。

また、出産を実家ですることを考えている場合には、早めに依頼したい病院を訪れてその旨を伝え、受け入れの承諾を得ておきましょう。また、この時にドクターに対処してもらいやすいように妊娠の様子を的確に伝え、問題があれば話しておきましょう。

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