妊活の基礎知識
2017年12月04日更新 2017年01月31日公開

排卵日がわかる、おりものの変化について

排卵日を知ることは、妊娠を望んでいる女性にとって重要なことです。排卵日を判断するときにおりものの変化がポイントとなる事もあります。生理周期による体調やおりものの変化について、ドクター監修の記事でくわしく解説します。

監修医師

この記事の監修者
 ココロマチ参画ドクター 先生

女性にとって定期的に排卵がおこなわれ、周期通りに月経がくることはとても大切です。しかし、排卵日は月経のようにはっきりとわかるものではないため、自分のことでもなかなか予測できないものです。ここでは、生理周期や排卵の有無を知るためのポイントを解説します。

排卵日とは

妊娠するためには、卵子が受精し受精卵になるという過程が必要です。そのためには、卵子が卵巣から飛び出して卵管に入ることが必要になります。このことを排卵といい、その排卵が行われる日のことを排卵日といいます。一般的には月経が始まった日と次の月経予定日の中間が排卵日となりますが、月経のサイクルには個人差もあり、そのときの体調によって変化しますので、必ずこの日に排卵するということが決まっているわけではありません。

排卵日に起こる身体の変化

排卵が行われているのかどうかを知るためには、自分の体調の変化に気を配ることが重要になります。

基礎体温

健康な成人女性の場合、基礎体温は1か月の間で高い期間と低い期間の2つの期間に分かれます。月経が始まってからの約2週間は体温が低めの低温期といわれる期間になり、その後の2週間は体温が高めになる高温期といわれる期間になります。その後、ふたたび月経がおとずれて低温期に入るという変化をくり返します。この低温期から高温期に移るタイミングで1日だけ体温が他より下がる日ができます。これが、排卵日である可能性が高いといえます。そのため、自分の排卵日を知るためには、基礎体温を測ることが有効な方法となります。

おりものの変化

排卵日の前後には、多くの場合体温だけでなくおりものにも変化がみられます。一般的には、排卵日の3日前頃からおりものが増えます。この時期のおりものは量も増えるのですが、白っぽく粘りがあり伸びるという特徴もあります。女性の身体では、月経が終わると排卵日に向けてエストロゲンという女性ホルモンの分泌が増加し、精子が卵管へと進入しやすいように子宮頸管粘液(しきゅうけいかんねんえき)の分泌が促されます。この子宮頚管粘液は子宮口で分泌され、子宮口を潤すことで精子が内部へと進入し、受精しやすい環境をつくるために分泌されます。そのため、粘り気があり伸びるようなおりものになります。つまり、このようなおりものが出ているときは、排卵の前後で妊娠しやすい時期である可能性が高いといえるのです。

ただし、おりものの量には個人差があります。おりものが少ないからといって排卵していないというわけではないので、おりものの変化のみで排卵の有無を正確に判断することは難しいでしょう。もし妊娠を計画していて、排卵の有無を調べるのであれば、基礎体温とおりものの変化を目安に排卵検査薬を使用するという方法もあります。

気になるおりものの量や色

女性ホルモンの影響で変化しやすいおりものですが、それ以外にも女性の体調の変化によっておりものの量や色が変化することもあります。

おりものが多い

おりものには、膣から雑菌が入ることを防ぐ働きもあるため、おりものが出ること自体はごく自然なことです。おりものの量は女性ホルモンの影響を受けて、排卵日の前後に増えることが多くみられますが、それ以外の時期におりものが増えて気になることもあるかもしれません。疲れていたり、体調が悪かったりしたときに増える事もありますが、おりものシートですむ量であれば、それほど気にする必要はありません。あまりにも量が多かったり、おりものがでる期間が長かったり、かゆみをともなう場合には、感染症などの可能性もありますので、病院を受診しましょう。

おりものに血が混じっている

排卵日の前後や、月経の直後のおりものに血が混じっているということがあります。これは、月経の際の経血が少し残っていたり、排卵の際に少量の出血があったりという原因が考えられます。しかし、このような場合は出血が少量であれば深刻に受け止める必要はないでしょう。あまりにも出血の量が多い場合や、何日間も続く場合には、なんらかの病気の可能性もありますので、病院を受診することをおすすめします。

おりものの変化に注目

女性にとっては、女性ホルモンがバランスよく分泌されているのかどうか、排卵が行われているのかどうかといったことを判断するひとつの目安として、おりものの変化が重要な役割を果たします。おりものの変化によって感染症や病気に早く気付ける可能性もありますので、日ごろからこまめにチェックするようにしましょう。

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