デリケートゾーンのケア
2017年04月07日更新 2017年02月01日公開

毎日続けて鍛えよう!話題の膣トレとは

膣トレとは、尿漏れや子宮脱などの対策として、膣圧を高めるためのトレーニングのことをいいます。毎日無理なく継続できるトレーニング方法などについて、ドクター監修の記事で詳しく解説します。

膣トレと聞くとセクシャルなものを想像してしまいがちですが、実は女性の健康やボディラインにとっていい効果をもたらしてくれるトレーニングだということをご存知でしょうか。膣トレで得られる効果やトレーニングの方法について見てみましょう。

膣トレの効果とは

膣トレは、尿漏れや膣のゆるみに効果があるといわれるトレーニングです。尿漏れや膣のゆるみの原因はおもに加齢や出産による骨盤底筋の衰えであり、多くの女性が同じ悩みを抱えています。骨盤底筋が衰えると、尿漏れや膣のゆるみだけでなく、子宮が膣より出てしまう子宮脱(しきゅうだつ)といった病気になる可能性もあります。膣トレを行えば骨盤底筋が鍛えられるため、子宮脱の予防策としても効果的です。また、下腹部の引き締め効果も得られ、背筋をまっすぐ伸ばした姿勢を保ちやすくなるほか、性交痛をやわらげる効果や頻尿、骨盤痛の解消などにも期待ができます。

トレーニング前に膣圧をチェック

実際にトレーニングを行なう前に、現在のあなたの膣圧をチェックしてみましょう。膣圧は病院にある膣圧計で測ることもできますが、おおまかであればセルフチェックすることもできます。まず、肩幅ほどに脚を開いた状態で立ち、身体の力を抜いて指を2本、膣に挿入します。指の爪で膣内を傷つけないように注意しながら、膣を締めるような感覚できゅっと力を入れましょう。このとき、指に膣が締め付けられた感覚が伝わった場合は、膣圧は特に問題がないとされます。ただし、その感覚があまり感じられなかったり、もっと膣圧を高めたいと考えたりする場合は、以下のトレーニングを毎日続けて行うとよいでしょう。

膣トレの方法とは

肩幅ほどに脚を広げ、全身はリラックスさせて力を抜いた状態にします。その状態から5秒ほどかけて息を吸いつつ、膣を上に持ち上げるような感覚できゅっと締めます。そのままの状態で息を止め、5秒間キープします。今度は5秒ほどかけて息を吐きつつ、全身の力を緩めます。姿勢は立ったままでも仰向けの状態でも構いませんので、数回くり返し行いましょう。テレビを見ながらや、ちょっと一息ついたとき、通勤中などのちょっと空いた時間などに実践できるので、簡単に続けられます。ポイントは、1日1回ではなく気づいたときに膣トレを行う習慣をつけるようにすることです。

膣を締める感覚がつかめない場合

「膣を持ち上げるように締める」感覚がつかめない人には、膣トレ用のグッズを利用するという方法があります。一般的に販売されている膣トレ用のグッズは、小さなボールやダンベルのような形になっています。この膣トレ用グッズを膣に挿入し、膣から落としてしまわないように気をつけることで、自然と膣を締めるという動作ができるようになります。膣トレ用グッズは、膣に挿入して使うため、説明書をよく読み、正しい方法で使用することが大切です。また、海外製のものは膣の大きさなどによってうまくフィットしないことも考えられるため、日本人向けのものを選ぶようにしましょう。また、内ももの間に座布団やクッション、バスタオルを巻いたものなどを挟んで膣トレを行うこともできます。

膣トレでも効果が得られない場合

毎日続けてみて効果を実感できない場合は、病院での治療も検討する必要があります。メスを使わない治療法もありますので、医師に相談してみましょう。

レーザー

CO2レーザーをはじめ、いくつかのレーザーの種類がありますが、レーザーを膣壁に照射する治療法です。レーザーを照射すると膣壁は収縮され、それによってコラーゲンの生成が促されて、膣壁が分厚くなるといわれています。

高周波

膣の表面を冷やしながら高周波を膣壁に対して照射する治療法です。高周波の熱によって組織に変化が起こり、コラーゲンの生成が促されて膣壁が分厚くなるとされています。レーザーよりも高周波の治療の方が、効果が高いといわれていますが、ダウンタイムが1週間ほど必要となります。

自己脂肪やヒアルロン酸の注入

自分の脂肪またはヒアルロン酸を膣に注入し、膣壁の状態を物理的に分厚くするという治療法です。施術時間は短く、性交渉も1週間ほどで可能になります。ただし、この治療の効果は他の治療法に比べても短く、ヒアルロン酸の注入の場合で6か月から2年ほどとされており、現在はあまり行われていません。

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