妊娠線
2017年04月22日更新 2016年12月09日公開

妊娠線をケアするマッサージ方法とは

妊娠することで皮膚が伸び、ある日突然お腹や太もも、おしりなどにギザギザの線ができてしまうのが妊娠線です。ここでは妊娠線のメカニズムや、妊娠線予防のマッサージ方法などをドクター監修の記事でお伝えします。

妊娠後期になると、急激におなか周りが大きくなります。人の皮膚は三層からなっているのですが、その変化のスピードについていけなくなるのが二層目・三層目にある皮膚の下にあるコラーゲンや弾性線維などの皮下組織。これらが断裂することにより、皮膚の表面に赤紫色のギザギザの線、いわゆる「妊娠線」が浮き上がってきてしまうのです。

妊娠線の変化

赤紫色の線は時間がたつにつれ、茶色から灰色~白っぽい色に変化していきます。遠目から見る分には目立たなくなるのですが、一度断裂してしまった線維はそのままになってしまうので、触るとボコボコしているのがわかります。太った時や、急激な運動をしたときにできてしまう肉割れやストレッチマークも妊娠線と同じものです。

皮膚科に通う事やマッサージをすることで目立たなくなることもありますが、絶対的な効果が期待できるわけではないので、できてしまってから対処するよりできにくくするためのケアをすることが大事です。

妊娠線ができやすい部分

・おしり

・お腹・下腹部

・太ももや足の付け根

・乳房

などにできやすいとされています。見た目は痛々しいのですが、かゆみや痛みなどがないのでおしりや太ももの裏側などにできているとなかなか自分では気づけないかもしれません。

妊娠線を予防するために大事なこととは

妊娠線を予防するには、どのようなことをしたらいいのかについて解説していきます。

体重管理をきちんとする

急激な体形の変化は妊娠線を作りやすくします。バランスのよい食生活、安定期以降に入ってからは適度な運動を心がけ大幅に体重が増えないように気をつけましょう。これらは妊娠線の予防になるだけではなく、妊娠中毒症の予防になり、お産自体を楽にすることにもつながるのでぜひ実践しましょう。

マッサージを行う

お腹が目立ち始める5か月ごろから、専用のクリームやオイルなどを使ってマッサージを行うのがおすすめです。皮膚にうるおいを持たせることで伸びしろができ、妊娠線を作りにくくします。また、マッサージをすることでのリラックス効果や、お腹の中の赤ちゃんとのコミュニケーションにも一役買ってくれます。

乾燥の気になる冬の時期や、おなか周りが特に大きくなる臨月は特に妊娠線ができやすい時期なので毎日でもケアしましょう。ただしお腹が張る、皮膚に異常が出てしまった時はすぐに中止してください。

効果的なマッサージの仕方

妊娠中は皮膚がデリケートになっているので、たとえ妊娠前に使っていたクリームでもかぶれを起こすなどの反応が出る場合があります。また、クリームの中に含まれている成分で赤ちゃんに影響のあるものが入っていることもあるので、専用のクリームやオイルを使用することをおすすめします。専用のものでも本格的なマッサージを始める前に一度パッチテストを行うようにしましょう。

あたたかい場所で行う

妊婦に冷えは大敵です。お風呂上がりの体があたたかい状態の時に行うと浸透率もよくなります。

クリームやオイルはあたためて使う

マッサージに使うクリームやオイルは、手のひらの上で少し温めてから使うようにしましょう。温めることで肌なじみをよくし、浸透率が上がるとされています。

マッサージの仕方

まずおなか周りは包み込むように、やさしく円を描くようにマッサージしましょう。おしりは引き上げるようにしたら、ゆっくり引き下げていきます。太ももも同様に円を描きながら引き上げ、太ももに沿うように引き下げていきましょう。

呼吸はゆっくりとリラックスした状態をキープするのがポイントです。それぞれの部位を数回ずつ繰り返してから次の部位に移動します。

動作はやさしく、ゆっくり

強い・長時間の刺激はおなかの張りを助長させてしまうことがあります。5分程度を目安に、やさしいタッチで行うようにしましょう。

妊娠線ができてしまったら

一度できてしまったからとケアをあきらめてしまうと、今あるほかにも妊娠線を作ってしまうことになりかねません。範囲を広げないためにもケアをしつづける事が大切です。どうしても気になるという方は皮膚科を受診し、レーザーなどによる治療を行うという選択肢もあります。しかし、皮膚科での治療を行っても結果には個人差があり100%妊娠線を消せるという保証はありません。また、保険の適用外になるので治療費がかさむ可能性があります。使う器具や薬の種類によっては産後すぐや授乳中の治療ができない場合もあるので、医師に相談して自分に合った治療法をみつけることをおすすめします。

赤紫の模様は次第に色あせて肌色になじんでいきます。お母さんになったしるしと思えば、愛着も沸いてくるかもしれません。

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