妊娠の超初期症状
2017年07月11日更新 2016年12月09日公開

生理前に現れる妊娠超初期症状について

生理前に感じるいくつかの症状は実は妊娠のサインかもしれません。妊娠超初期症状の特徴を知っておくことで、身体に起きている変化に気づくこともあるでしょう。妊娠の超初期に特徴的な症状についてドクター監修の記事でお伝えします。

監修医師

この記事の監修者
 ココロマチ参画ドクター 先生

妊娠が確定する前、妊娠約4~5週の時期は一般的に妊娠超初期と呼ばれています。妊娠したかどうかはっきりとはわからないこの時期にも妊娠の影響とみられる症状が現れることがあるため、その症状や身体の変化について知っておきましょう。

妊娠超初期に特徴的な症状

妊娠が確定していない妊娠超初期に、頭痛や下腹部痛そして下痢といった症状が現れる場合があります。これらの症状は主に妊娠によって生じるホルモンバランスの変化が理由とされています。生理前に感じるPMS(月経前症候群)と似ているため、症状だけでは妊娠しているか見極めが難しいといわれていますが、妊娠の可能性のある方は妊娠確定前に身体の変化に気づいたり、妊娠がわかってから、これらの症状に思い当たったりといったこともあるようです。

腰痛

腰痛はお腹が大きくなってからと思われがちですが、実は妊娠超初期にも腰の痛みを感じることがあります。

●原因

妊娠すると分泌されるリラキシンというホルモンが腰痛の原因の1つではないかと考えられています。リラキシンは生理前や妊娠後期に分泌が増え、出産前に少しずつ骨盤が開きやすくなるように靭帯を緩ませる働きがあります。靭帯が緩むことで骨盤の安定感が減るため骨盤周りの筋肉に負担がかかるようになり、特にもともと腰周りの筋肉が弱い方には腰痛の症状が現れやすくなります。ただし、通常の生理前にも似たような腰痛を感じることがあるため腰痛だけでは見極めが難しいといわれています。軽い発熱や身体のだるさ、眠気をともなうようであれば妊娠の徴候である可能性があります。

●対策

腰痛を緩和するには腰回りの血行をよくして冷やさないことが大切です。腰が痛いからといって動かないでいるとかえって血流が悪くなるので、入浴や軽い運動で身体を温めるようにしましょう。また、骨盤を支える妊婦専用のベルトなどを試してみてもよいでしょう。

頭痛  

妊娠超初期に感じる頭痛は偏頭痛がほとんどだといわれており、妊娠前は感じなかった頭痛が妊娠のサインとなる場合があります。

●原因

妊娠すると卵巣からプロゲステロン(黄体ホルモン)が分泌され続け着床した受精卵を守ろうとします。この時、胎盤をつくるために血流をよくする必要があるため、このホルモンには血管を拡張する作用があります。その結果、脳でも拡がった血管のまわりにある神経が刺激されるためドクドクと脈を打つような偏頭痛につながるといわれています。場合によっては頭痛がひどくなって吐き気につながることもあります。

●対策

冷やしたタオルなどを首筋やこめかみにあてておくと、拡がった血管が収縮して痛みが緩和することがあります。頭痛がある場合は無理をせず、安静にして休むようにしましょう。あまりに痛みがひどい場合はかかりつけの医師に相談することをおすすめします。

下痢

妊娠するとホルモンバランスの変化によって胃腸の具合に変化が生じるため、下痢をすることがあります。

●原因

妊娠超初期の下痢は、子宮の収縮を抑えようと機能するプロゲステロンが腸の動きも抑える方向に働き、腸内の水分のバランスが崩れがちになりことがあるためだとされています。ホルモンのバランスが変化することで自律神経も不安定になり、胃腸の状態が変化するといわれています。

●対策

消化のよいものを食べるように心がけ胃腸に負担がかからないようにしましょう。また、お腹を冷やさないように腹巻をするなどして温め、血行をよくするようにします。

下腹部痛

妊娠超初期に下腹部痛を感じるかたもいますが、これは身体が妊娠の準備期間に入っているために起きることがほとんどといわれています。

●原因

下腹部痛の感じ方はさまざまで、脚の付け根あたりが痛んだり、子宮周りが引っ張られるように痛んだりと個人差があります。下腹部痛の原因は妊娠によって子宮が大きくなり始めることや、骨盤の状態の変化などがあるといわれています。

●対策

妊娠超初期に現れる下腹部痛は、身体が妊娠している状態に慣れるにつれ次第に無くなっていくとされていますが、痛みがあるときはできるだけ重いものを持つのを避けるなどして身体に無理をさせないような生活をこころがけましょう。

症状が気になる場合は病院の受診を

妊娠超初期症状は妊婦さんならば誰もが経験するものですが、症状がひどい場合は専門医を受診するようにしましょう。妊娠したかはっきりわからない場合もありますが、ヒト絨毛性コナドトロピンの精密測定で4週前半でも着床の有無がわかることがあります。たとえば発熱をともなった嘔吐や腹痛などは胃腸炎の場合もありますし、下痢がひどい場合は、子宮の収縮にも関係する場合があるので無理せず早めに病院へ行くことをおすすめします。

「妊娠の超初期症状」の記事一覧

記事カテゴリ

fem.

fem.ヘルスケアが

もっと手軽にアプリで登場!

今日できる。今すぐできる。

健康・キレイ情報を毎日おとどけ。

app-store
google-play