妊娠の超初期症状
2017年07月11日更新 2016年12月09日公開

妊娠超初期症状とはどのようなもの?

妊娠を待ち望んでいる人にとって、通常とは違う体調の変化は特に気になるものです。まだ妊娠検査薬では反応しない妊娠の超初期に起こりうる妊娠超初期症状の特徴とそのメカニズムをドクター監修の記事でお伝えします。

監修医師

この記事の監修者
 ココロマチ参画ドクター 先生

生理予定日よりまだ日にちがあるけれど、なんだかいつもと調子が違うということはありませんか。心あたりがあるなら、妊娠の可能性があるかもしれません。妊娠の超初期に起こるとされているいくつかの症状とそのメカニズムについて、詳しく解説します。

妊娠の超初期とは具体的にいつのこと?

妊娠に気づくことが多いタイミングは、生理予定日を過ぎたころではないでしょうか。妊娠は前回の生理開始日から起算するので、生理予定日を過ぎたころには妊娠2か月目に入っていることも少なくありません。妊娠の超初期とは、着床から妊娠が確定するまでの期間のことを指します。

妊娠継続に重要な二つのホルモン

着床したそのときから母体はめまぐるしい変化を始めます。女性ホルモンには黄体ホルモンと卵黄ホルモンの二つがあり、これらが増加することにより妊娠を継続させたり母としての体の準備を整えます。それと同時にホルモンの値の変化や母体の変化する過程でいつもと違う症状を感じるといわれています。

黄体ホルモン(プロゲステロン)の役割

  • 子宮の収縮を抑え、妊娠を継続させる
  • 乳腺を発達させ、母乳生成の準備を始める

卵胞ホルモン(エストロゲン)の役割

  • 乳管を発達させ、母乳の通り道を広げる
  • 子宮を大きくする

妊娠の超初期症状とは

高温期が続いている

妊娠を継続させるために体温を上昇させるので高温期が続きます。普段から基礎体温の記録をつけている人ならこの変化には気づきやすいかもしれません。

体のほてりやだるさを感じる

体温が上がることで体は疲れやすくなります。熱っぽい、だるいなどは生理前の症状とも合致するため見逃しがちな症状であると言えます。

頭痛が続く

母体は赤ちゃんを守るために子宮内膜を柔らかくしようと、血管を拡張して血液の流れをよくします。血管の周りには神経が張り巡らされているのですが、それによりいつもより強く神経を圧迫することになります。そのため脈打つたびにズキズキと頭痛を覚える人がいます。

吐き気がある

圧迫された神経の途中に吐き気をつかさどる中枢があるので、吐き気を感じる人もいます。

下腹部痛

子宮への血流増加の影響、子宮が大きくなっていくことへの違和感が痛みとしてあらわれることがあります。

下痢や便秘などお通じに変化が出る

プロゲステロンが多量に分泌されることで胃腸の働きが弱くなることがわかっています。それによりいつもと違ったお通じになることがあります。また、胃が痛くなったり吐き気がする場合もあります。

乳房の変化

胸が張ったり、乳首が痛くなるなどの症状が出る人もいます。これも出産に向けて乳房が発達するためです。

腰や足の付け根の痛み

妊娠直後にリラキシンというホルモンが多く分泌されます。これは出産へ向け骨盤が開くように働きかけるホルモンなのですが、じん帯を緩めるという作用があります。その影響で骨盤がぐらつき、それを支えようとする腰や足の付け根に負担が来るために腰痛や足の付け根に痛みを感じる人がいます。

生理予定日前~予定日ごろの出血

いわゆる着床出血と呼ばれるものです。受精卵が着床する際に、子宮内膜の組織を壊すことで出血が起こることがあります。着床出血は起こらない人のほうが多く、その出血量も微々たるものです。

眠気が取れない

これらの急激な体やホルモンの変化により体が疲弊しいくら寝ても眠気が取れないということが起こります。

情緒が不安定になる

ホルモンバランスの変化により涙もろくなる、イライラするなど精神的な面での変化があらわれる人もいます。

これらの妊娠の超初期症状は個人差があり、全く感じない人も中にはいます。また、生理前の症状と似ているために「あとから考えれば妊娠の超初期症状だったのかも」と思う程度でやがては消失していきます。症状がつらい場合は無理をせず、体をゆっくり休めましょう。腹部をあたたかくし、過度な運動は避け、頭痛がひどい場合はこめかみを冷やしてみるなどの対策をとるようにしてください。

妊娠かどうかを早く知るために

妊娠を早く知るためには基礎体温をつけることが一番の近道です。また、排卵期の予測や自分の生理周期を把握することもできます。データの保存管理や参照が楽にできるアプリなどもあるので、利用してみるのもよいでしょう。また、生理予定日から使用できる早期妊娠検査薬も市販されています。陽性反応が出た場合、陰性の結果が出たけれどいつもと違う症状がずっと続く場合などは、病院を受診してみることをおすすめします。

「妊娠の超初期症状」の記事一覧

記事カテゴリ

fem.

fem.ヘルスケアが

もっと手軽にアプリで登場!

今日できる。今すぐできる。

健康・キレイ情報を毎日おとどけ。

app-store
google-play