妊娠検査薬
2017年04月19日更新 2017年04月20日公開

いつから反応が出る?妊娠検査薬で反応が出る時期

妊娠の可能性を自分で調べられるものとして妊娠検査薬があります。安価で使用方法も簡単ですが、使用時期によっては正しい検査結果が得られない場合もあります。いつから妊娠検査薬が使えるか、ドクター監修の記事でお伝えします。

妊娠の可能性を疑ったとき、病院へ行く前に妊娠しているかどうか自分で簡単に調べることができるものとして、妊娠検査薬があります。薬局やドラッグストアなどで安価に入手でき、使用方法も簡単ですが、使用するタイミングによっては正しい検査結果が得られない場合があります。ここでは、妊娠検査薬の仕組みと正しい使用方法と時期について紹介します。

妊娠検査薬とは

妊娠しているかどうかを判定するために、妊娠検査薬ではhCGという物質が尿の中にあるかどうかを測定しています。hCGとは、ヒト絨毛性性腺刺激ホルモンといって、妊娠していなければ分泌されないといわれるホルモンです。これが分泌されて尿から検出されるということは、妊娠している可能性が極めて高いといえます。

卵子が受精した後、卵管を通り子宮に着床すると、hCGが分泌されるようになります。着床後、少しずつ分泌量が増えていき、分泌が始まってから3、4日後に尿の中から検出されるといわれています。

つまり、着床していても妊娠検査薬を使用するタイミングが早すぎれば、hCGが尿から検出されなかったり濃度が薄すぎたりして、陰性(妊娠していない)反応が出ることもあるのです。

妊娠検査薬の正しい使用法

妊娠検査薬は、尿を用いて検査するようにできています。使用説明書に書かれている検査方法に従って正しく行うことで、正確な検査結果を得られるでしょう。以下のような使い方を心がけましょう。

正しい使い方

妊娠検査薬のキャップを取ると、スティック状の採尿部分があります。そこへ直接尿をかけるか、コップに取った尿にスティックをつけるなどして、十分な量の尿に浸します。説明書によっては、5秒以上などと具体的な目安が記されていることもあるため、よく読んで使用しましょう。

検査薬を尿に浸したら、キャップをして水平な場所に置き、1~3分ほど待つと、反応結果が出ます。まず、正しく検査が行われたときに、検査が完了した証拠として専用の枠内に赤い縦線が1本現れます。これは、検査薬に不備がないことを示していて、陽性でも陰性でも現れるものです。そして、陽性ではもう1本赤い縦線が現れます。

検査結果の見方

陽性ならば、検査結果の出る枠内に赤い縦線が現れるようになっているものが一般的です。この印が出ると、hCGが尿中に一定量あった証拠ですから、妊娠の可能性があるといえます。婦人科を受診して、診断を受ける必要があります。まれに、妊娠ではなく婦人科疾患でも陽性反応が出ることがあるため、いずれにせよ確認のために受診が求められます。病院では、エコー検査などで体内の様子を見ることもでき、妊娠しているかどうか確実に知ることができます。

陰性ならば、検査薬を使用しても検査結果の出る枠内にはなにも現れません。しかし、妊娠していてもhCGがまだ十分に分泌していないために検査薬が反応しない偽陰性の状態である可能性もあります。偽陰性による妊娠の発覚遅れを防ぐには、使用する時期を正しく守る必要があります。

妊娠検査薬で反応が出る時期

正しい使用時期は、次の生理予定日から1週間後以降とされます。生理周期がある程度はっきりしている人なら、前回の生理が開始した日から生理周期の日数を加え、さらに1週間後と言い換えられます。生理不順の人にとっては判断しにくいかもしれません。よくわからない場合は、セックスした日の3週間後がひとつの目安になりますから、参考にしてみるのもよいかもしれません。

早期妊娠検査薬は1週間早く使用可能

通常の妊娠検査薬よりも使用可能時期が1週間早い「早期妊娠検査薬」というものもあります。次回の生理予定日以降なら使用することができ、通常の妊娠検査薬よりもhCGの感度が高いとされています。標準的な検査薬はhCGの尿中濃度50mIU/mL以上で判定可能ですが、早期妊娠検査薬では25mIU/mL以上あれば判定できるといわれています。ただし、人によってはhCGが分泌されるまでに長くかかる場合もあり、検査薬の反応が100%自らの状態を反映するものではないことに注意が必要です。確実な結果を知るには、婦人科を受診するほうがよいでしょう。

フライングに注意

妊娠検査薬、および早期妊娠検査薬で陰性反応が出たからといって、必ずしも妊娠の可能性が否定されるわけではありません。早く知ろうと気がはやるあまり、検査可能となる時期よりも早い段階で使用すると、着床していてもhCGの分泌が十分でないために陰性となることが考えられます。実際に、検査薬では陰性だったものの、病院で検査を受けると妊娠していたというケースも見られるようです。また、日数計算を間違えたためにフライング検査となることもあります。水分をたくさん摂取した後に検査薬を使った場合に尿が薄くなり、陰性となるケースもあるといわれます。

妊娠検査薬は非常に精度が高いといわれますが、さまざまな原因から、身体の状態とは逆の判定結果が出ることもあります。確実に自らの状況を確かめるには、婦人科を受診することをおすすめします。

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